謙遜
終身教授録第30講からです。
真に謙遜になるためには、何よりもまず自己というものが確立している事が大切です。
内に信ずるところのある人でなければ本当には出来ません。
いかなる相手に対しても、常に相手との正しい関係において、自己を取り失わぬということです。
相手が目下であるからとて傲慢にならず、目上だらとて卑屈にならないということです。
「傲慢」も「卑屈」もそれが自己を取り失うところから起きます。
そして謙遜の本質について次のように話されています。
「謙遜という徳は、元来対人的なところにその本質はありません。
その人が常に道と取り組み、真理を相手に生きているところから、おのずと身につくものです」
森信三先生の言葉が、聞こえてきそうです。
※授業の冒頭の話です。
廊下の紙屑はそれを見つけた人が拾ってやるまで、いつもでもそこに待っているものです。もっともこれは、紙屑を拾うように努めている人だけが知っていることなんですが...........。
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