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2008年7月 3日 (木)

事業承継

7月2日相続アドバイザー養成講座の第17講座が行なわれました。

題目は「事業承継 ~親と子の経営バトンタッチ~」
講師は 佐藤治夫氏(税理士)です。

税金、民法のお話は一切ありません。
親から子へ事業を承継するうえでの大切な事をお話されました。

創業者と後継者は立場が違います。
創業者は真白なキャンパスに自分の想いを描いていきます。
後継者は創業者が描いた絵を、時代に合うように修正したり、新規に付け加えていきます。
創業者はクリエーター。
後継者はリフォーム係り。

立場が違うことを踏まえた創業者(親)、後継者(子)への提言は、興味深いものがありました。

○創業者への提言
①息子が継ぎたいと思っている会社象を意識したことがありますか。
②息子が言って欲しい言葉をしっていますか。
 「おまえに継いでほしい」「頼むぞ」です。
 この言葉をしっかり言っているでしょうか。
③息子に自信を持たせるようにしていますか。
④継ぐことの難しさをわかっていますか。
  立場が違う事を認識してください。
⑤息子を合わないのはあたりまえなのです。
  世代が違います。入ってくる情報が違います。
  合わないのが当たり前だと思ってほうがよいです。
  しかし、会社の進む方向性は合わせないといけません。

○後継者への提言
①父親はどんな後継者になってもらいたいかわかっていますか。
②自分が社長の息子ではなく、社員として入社していたならば、後継者になれたと思いますか。
③やりたいことを父親に反対された時どう思いますか。
  父親を説得出来なくて世間に通用するか。
  あきらめないで方法を考える。
④父親の最も嫌がることが何かわかりますか。
  「父親の過去を否定すること」です。
  過去を否定してはいけません。
  父親がいたから、自分が今いるのですから。
⑤思うようにならないという不満と苦痛、それをどう捉えていますか。

どれも心に命じておかなければならないことです。
しかし、日々の仕事に忙殺され、忘れてしまいがちです。

事業承継に関する法律・税務のアドバイスは重要です。
その根本となる心構えの大切さを教えてもらった講座でした。

創業者と後継者が仲がうまくいっていなくて一番喜ぶのは、競争相手の同業他社です。
佐藤氏が最後に言われた言葉です。
この事は肝に命じておくべきでしょう。

ありがとうございます。

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相続・成年後見・不動産のご相談は
行政書士中條尚事務所

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